長野県のスキー場「ピラタス蓼科スノーリゾート」のキッズゲレンデで雪遊び・ソリをしてきました。
なかなかファミリーウェルカムなスキー場。ご飯がおいしかったのも高ポイントです。
ロープウェイで山の上のほうまで行ったり、近くに淡水魚水族館があったりと、雪遊び以外の要素もあります。
- ソリ遊びをしたい
- スキー・スノーボードは初めて
- 雪遊びだけじゃ退屈
というファミリーにおすすめです。
もくじ
ピラタス蓼科スノーリゾート基本情報
ピラタス蓼科スノーリゾートは、八ヶ岳のひとつ「北横岳」にあるスキー場です。
ゲレンデの一角に子どものソリやスキー、スノーボード向けのキッズゲレンデがあります。
なだらかでフラットな面に、スノーウォーカー(動く歩道)が設置されています。
アクセス・駐車場
諏訪ICから車で40分くらい
駐車場は無料です。
営業時間
- リフト営業時間:9:00~16:00
キッズゲレンデの営業もこの時間帯です。
利用料金
- スノーウォーカー利用料:年齢を問わず一律500円
- リフト券があればスノーウォーカーは無料
- キッズゲレンデの利用だけなら無料
スノーウォーカーを使わず歩いて登るなら、無料で遊べます。
斜面はなだらかで、距離もそんなにないので歩いて登るのも苦にはなりません。
むしろスノーウォーカーのほうが時間がかかるので、わざわざお金は払わないというユーザーも多いようです。
ただ、スキーやスノーボードの場合は自力で登るのは面倒&大変なので、スノーウォーカーがおすすめ。
スキーやボードを履いたまま利用できます。
スキー用・ソリ用で分かれているキッズゲレンデ
キッズゲレンデは、下から見て左側がソリエリア、右側側がスキー・スノーボードエリアとなっています。
ソリエリアの壁部分はクッション素材です。(画像の緑のところ)
一番右端にスノーウォーカーがあります。
ソリエリアのレポート
私たちが行ったときは、小学生くらいの子が多かった印象。
そのためかスピードを出す子が多く、小さい子には少し危ないかも・・・?と感じました。
実際私も、壁際で娘と話していたら後ろから思いっきり追突されました・・・痛かった。
親御さんはぜひ、お子さんから目を離さないようにお願いしたいところです。
スキー・スノーボードエリア
その点、スキーエリアは安全そう。
というのも、スキーエリアを利用する子はその多くが、ピラタス蓼科のスクール指導を受けていました。
幼児の場合はグループ指導でも複数のコーチが付いて、細かくサポート。
教え方も分かりやすく丁寧だったし、バーン内の管理がよくできていて見ていてかなり安心感がありました。
私が見ていた幼児クラスはみんな3~4歳くらい。
初めてスキーをはく子たちのようでしたが、クラス終盤には「ハの字」で滑る&止まるができていました。
娘がスキーに興味を持ったらお願いしてみようかな・・・と。
ただ、大人の初心者も利用できるので、時間帯によっては少し手狭な様子もありました。
空いているのは朝・午後
私たちは朝から15時過ぎまで遊んでいました。
- 9時から10時ころまでは、ほぼ貸切
- 11時~13時過ぎがソリエリアのピーク
- 14時を過ぎると空いてくる
という感じでした。
その日の天候や気温にもよりますが、朝や15時ころならのびのび遊べるのではないかと思います。
充実のレンタル品で手ぶらOK
ピラタス蓼科スノーリゾートはスキーやスノーボード、ウェア、ソリなどのレンタルを行っています。
一式揃うので、荷物が少なくてラク。
我が家の場合、年に1,2度しか雪遊びはしないし、子どものウェアなどすぐサイズアウトしちゃうし・・・と考えると、買うのももったいないのでレンタルがいろいろあるのはありがたいです。
1日レンタル | 大人 | 子ども |
板(スキー・スノボ) | 2,500円 | 2,000円 |
ブーツ(スキー・スノボ) | 2,000円 | 1,500円 |
ストック | 1,000円 | 1,000円 |
ウェア(上下セット) | 3,000円 | 2,500円 |
ウェア(上または下) | 2,000円 | 1,500円 |
ゴーグル/グローブ/帽子 | 各500円 | |
ソリ | 500円 | |
スノーブーツ | 1,000円 | |
ヘルメット | 1,000円 |
*スキーブーツ:15cm~、スキー板:80cm~、
*スノボブーツ:16.5cm~、スノボ板:90cm~
*ウェア:80cm~
お得になるセット、お手軽な4時間レンタルもあります。
詳しくはピラタス蓼科スノーリゾート公式サイト(レンタルページ)をご確認ください。
レンタルだけでなく、バケツやスコップ、雪球つくりなど、雪遊びアイテムの販売もあります。
レストハウスがすぐそばに
キッズゲレンデのすぐそばに「センターハウスレストラン」があります。
1階はテーブル席、2階は靴を脱いで座る席になっていました。
小さい子連れは2階のほうが過ごしやすいかもしれません。
レストランですが、食事以外の休憩利用もOKです。
遊びつかれたら無料のお茶などで一服するのもいいかも。
おすすめは「おすすめランチ」
センターハウスレストランのメニューは全体的にボリュームがあります。
メニューとお値段を見るとまぁ高いな、と感じますがボリュームとお味で納得の価格でした。
おすすめは、その名も「おすすめランチ」。
スキー雑誌のゲレ食(ゲレンデの食事)ランキングで2位になったことがあるそうです。
鶏の半身を上げ焼にしたボリューミー&ジューシーな一品。サラダとパンがセットになっています。
このパン、横に切れ目を入れてサラダとほぐした鶏肉をはさんで食べるとおいしいです!
ポイントはお肉にしっかりソースを絡めてはさむこと。
4歳娘は「ハンバーガーだ~!」とご機嫌で食らい付いていました。
なお、カレーはちょっと辛め。
中辛くらいかな?辛いのが苦手な私には少しキツめでしたので、幼児にもムリかも。参考まで。
授乳室・オムツ交換台があります
センターハウスレストランにはトイレ・授乳室がありました。
授乳室の中までは見ていませんが、中にオムツ交換台もあるようです。
天気のいい日はロープウェイでゲレンデトップへ
ピラタス蓼科スノーリゾートには、大きなロープウェイ(ゴンドラ)があります。
これはスキーヤー・ボーダー以外でも利用可能。
リフトとちがって寒くないし、小さな子連れでも安心して利用できます。
天気がいい日なら、スキー場全体だけでなく遠くの山々まで眺められて気分爽快です。
利用料金
- ロープウェイ往復:大人(中学生から)1,900円/小学生950円
- ロープウェイ片道:大人(中学生から)1,000円/小学生500円
6歳未満は大人1人につき2人まで無料。
すぐそばに淡水魚水族館も
ピラタス蓼科スノーリゾートのすぐそば(駐車場のちょっと手前)には「蓼科アミューズメント水族館」という淡水魚水族館があります。
規模は大きくなく1時間ほどで全体を見られるくらい。
淡水魚ばかりで地味・・・ですが、お魚の解説が充実していて私は好きです。
- お天気が悪い日
- 予想より早く雪遊びに飽きちゃった
なんてときに、ちょっと過ごすのにいいかも。
午前中に雪遊びやスキーをして、お昼を食べて、午後は水族館へ。というのもおすすめ。
ちょっと好みが分かれる内容だと思うので、淡水魚がいる山の上の水族館「蓼科アミューズメント水族館」てどんなとこ?をご確認ください。
1日遊べるピラタス蓼科スノーリゾート
小さな子でもソリやスキー、スノーボードを楽しめるピラタス蓼科のキッズゲレンデ。
混みあうこともありますが、時間帯を選べばガッツリ遊べます。
空いてるときに遊び、混んできたらレストランで休憩→また遊んだり、水族館に行ったりできるので、1日十分楽しめますよ。
お天気のいい日なら、ロープウェイで上まで行くのもおすすめです。
同じく1日遊べるキッズゲレンデとしては、白樺リゾート池の平ホテルに併設した「ポタスノーランド」も楽しかったです。
白樺リゾートのキッズゲレンデ「ポタスノーランド」で充実の雪遊び体験に紹介しています。