我が家では娘を中心に、ガーゼで作った手縫いのマスクを使用しています。
手作りマスクを使う理由
- 娘に合わせたサイズで作れるのでズレにくい
- リボンで装飾してかわいく!娘も気に入って着けてくれる
- 繰り返し使えて経済的!
という感じ。
でも繰り返し使うとなると、衛生面が気になりますよね。
ここでは、ガーゼマスクを繰り返し使うときも安心の洗濯方法をまとめました。
なお、私が使っているガーゼマスクの作り方は「2ヶ所縫うだけ!手縫いでも簡単なガーゼマスクの作り方」にまとめています。
もくじ
ガーゼマスクの洗い方(塩素系漂白剤を使う方法)
ガーゼマスクの洗い方は4ステップ。
- 衣料用洗剤にマスクを10分ひたし、水道水でためすすぎ。
- 塩素系漂白剤15mlを水1Lに溶かして、マスクを10分ひたす。
- 水道水を用い充分にすすぎ、清潔なタオルに挟んで水分を吸い取る。
- 形を整えて干す。
衣料用洗剤につけ置き→すすぐ
普段使っている衣料用の洗剤(使用量の目安にあわせて洗剤を水に溶かしたもの)にマスクを浸して、10分ほどつけ置きします。
そのあと、水道水を洗面器などに溜めながらよくすすぎます。
塩素系漂白剤につけ置き
塩素系漂白剤(水1Lに漂白剤15ml)にマスクを浸して、10分ほどつけ置きします。
十分にすすいでから、水分を取る
つけ置きできたら、水道水でしっかりと洗い流します。
軽く絞ってから、キレイなタオルに挟んで、押すようにして水分を取りましょう。
干す
形を整えて、干します。
このとき、半乾き状態からアイロンをかけて乾かしてもOKです。
高温スチームを当てることで、煮沸消毒効果が期待できます。
ガーゼマスクを洗うときの注意点
ガーゼマスクを洗うとき、以下の点に注意するとより安心です。
マスクは1枚ずつ洗う
複数のマスクをまとめて洗うと、それぞれに付いているウイルスや菌が舞う可能性が高く、十分に消毒できないこともあります。
念のため、マスクは1枚ずつ洗うようにしましょう。
手袋をする・飛沫に注意
- つけ置きした洗剤やすすぐときの水しぶきなどにはウイルスが含まれる可能性が高い
- 塩素系漂白剤を使用する
と言った点から、手にはゴム手袋をして、洗剤液や水しぶきに触れないよう注意しましょう。
また、つけ置きのときはフタ付きのバケツやタッパーを使うなどもおすすめです。
色・柄物には色落ちなどの可能性
色・柄物のマスクは色落ちする場合があります。
色落ちが心配なマスクは、煮沸消毒など他の方法を取ると安心です。
使い捨てマスクの洗浄・使いまわしにはおすすめできない
この洗い方は、ガーゼなどの布系マスクを対象にしています。
市販の使い捨てマスクは、この方法で洗うと抗菌力などの機能が落ちるようです。
ガーゼマスクを煮沸消毒する方法
近頃心配なウイルスといえば、新型コロナウイルス。
新型コロナは、エンベロープウイルスという分類で、加熱による滅菌ができます。
煮沸消毒の場合「98℃以上、15分以上」が有効とされています。
鍋で煮る
- 1Lの水を鍋で沸かす
- 沸騰したらマスクを鍋に入れ、15~20分ほどグツグツ煮る
- 冷めたら軽く絞り、キレイなタオルに挟んで水気を取る
- 形を整えて干す
という手順。
洗ったあとのマスクならまとめて煮てOKです。
電子レンジで加熱する
- マスクを水に濡らし、ビニール袋などに入れる
- 電子レンジ(600wで3~5分)で加熱する
- 冷めたら形を整えて干す
鍋を使うより簡単ですが、推奨される15分以上の過熱は難しいですよね。
加熱時間などはそれぞれの判断で…というところでしょう。
スチームアイロンで加熱する
スチームアイロンをマスクに当てることでも、煮沸消毒効果が期待できると思います。
洗濯した後、形を整えながらアイロンをかけるのが手間としては楽ですよね。
ただ、レンジと同じで加熱時間が短くなってしまうのが注意ポイントです。
なるべく長く、隅々までしっかりと熱をいきわたらせるように心がけましょう。
しっかりお手入れして、清潔で安心なマスクを
ガーゼマスクは、ウイルスを防げないとも言われています。
しかし、子どもへの咳エチケット教育や、手で口や鼻を触らないようにするなど、ある程度の予防効果はあると私は思います。
マスクをせず無防備でいるよりはずっといいはず。
そんなマスク、しっかり洗って消毒することでより安心度が増すと思うので、正しいお手入れで清潔を意識していきたいですね。