八景島シーパラダイスで一番大きな水族館「アクアミュージアム」。
25周年ということで、最近大幅なリニューアルが行われました。
アクアミュージアム上部にあるエリア「フォレストリウム」も例外でなく、体感系の癒しスポットとなっています。
個人的目玉ポイントはコツメカワウソ。
そのカワウソさんを中心に、他とは一味違ったフォレストリウムの魅力を紹介します!
もくじ
水の中だけじゃない、フォレストリウム
アクアミュージアムの上部は空が見える開放的な空間。
緑が多く、その中を水が流れていく・・・森の木陰のような雰囲気です。
そこでは魚だけでなく、カワウソやカピバラといった哺乳類、フラミンゴやペリカンなどの鳥類と、水族館の枠を超えたいろいろな生き物に出会えます。
展示自体ものびのびと開放的で、それぞれの生き物がリラックスした姿、その生き物らしい生態を感じられて楽しいです。
屋外展示ですが、中央部分には屋根がありますので雨の日の見学もほぼOKになっています。
コツメカワウソに触れるかも!
エリア中央の遊び場を中心に、パイプや網でできた「コツメカワウソの通り道」があちこちに通っています。
ヒト用通路の上を渡る通り道もあり、じゃれあって追いかけっこをする姿を間近に見られますよ。
網の道でお昼寝をしていることもあり、フワフワのかたまりをすぐそばに感じられます。
そして、この網の道では「指一本ならお触りOK」というルールがあります。
つまりコツメカワウソさんに触れちゃうかもしれないのです。
もちろんカワウソの気分しだいではあります。
しかし触られるのがキライではないようで、よくヒト用通路上の触れるスポットにいてくれます。
かなりの高確率でふれあいチャンスがありますよ~!
先日は、私の存在に気付いたカワウソさまが手を差し出してくださいました。
思わず指を出すと、そっと握ってくださったのですよーーー!!ふぅう!!
予想より柔らかくぷにっとしつつ、さらり&しっとりした不思議な、そして癒される感触でした。
私は娘の手のひらが好きでして、それにちょっと似ています。
毛は、こちらも思ったよりふわっと柔らかで密度が高く、高級毛皮のようです。
↓コツメカワウソさんとのふれあい動画。音アリ
ミャーミャー聞こえるのは、カワウソたちの声です。
声までかわいい。
指は夫。触れるかな?と手を伸ばしたところ、カワウソさんのほうから指を抱き寄せ!
ちょっと甘噛み?されかけたので撤退しましたが、あぁうらやましい。
カワウソさんとふれあいポイント
土日はかなり混みあいます。
とくにふれあいエリアにカワウソさんがいると、周りは人だかり。
- 開館すぐに他のエリアをスキップしてフォレストリウムへ
- イルカショーで人がスタジアムに集中するスキに
- 夕方以降は人が減る
タイミングを狙うとお触りできる可能性が高いと思います。
私が言うまでもありませんが、タッチは指1本、嫌がるようなことはしないようにしましょう!
カピバラに大接近
カワウソと並んで大人気のカピバラさんも、八景島シーパラダイスではかなり接近できます。
それが「森のこみち」です。
神奈川周辺でここまで近づける施設は珍しいのでは・・・
森のこみちではカピバラのほかに、マーラ、カモ、アヒルなどがうろうろしています。
お昼寝したり、ご飯を食べたりとかなり自由です。
他に、リクガメ、フラミンゴ、ニホンリス、プレーリードックが見られます。
*ここではお触り禁止です。
距離ゼロでかわいくて思わず触りたくなりますが、ルールは守りましょう。
動物たちは人慣れしているようで、近づいても逃げたり恐がったりしません。
でも急に大接近したお客さんがいて、驚いたカピバラがすごい速さで走り去るという場面がありました。
普段の姿からはイメージできない俊足、大きな体ということもあってなかなか迫力がありました・・・
お互いの安全・安心のためにゆっくりやさしく観察したいですね。
ポップコーンの香り…ビントロングとは?
エリア奥、出口手前にはビントロングがいます。
ビントロングとは、ジャコウネコ科の動物です。ざっくり言うと大型のネコ系ですかね。
でも見た目はクマっぽい印象で、英語では「ベアキャット」なんていうそうです。
そんなビントロング、普段は丸まって寝ているので一見地味。
しかしひとつ、面白い特徴があります。
「においがポップコーンみたい」なんです。
今回行ったときには、ビントロングの展示室からホースが出ていて、実際ににおいをかげました。
近くでかぐと「こうばしいポップコーンけもの風味」という印象。
実家で以前飼っていた犬の前足の裏のにおいに似ていました。
ホースから出た空気が拡散されると、ポップコーンの雰囲気が増します。
少し離れた位置だと、「あれ?このあたりポップコーン屋さんあったかな?」という感じでした。
ポップコーンだけでなく「アーモンドのにおい」と感じる人もいるようです。
どう感じるか?子どもと一緒にかいでアレコレ言い合うのも楽しいですよ。
熱帯の淡水魚やドクターフィッシュも
かわいい動物たちに心を奪われるフォレストリウムですが、水槽には熱帯系の淡水魚たちも泳いでいます。
人気があるのは、ドクターフィッシュの体験コーナー。
娘もお気に入りで、八景島シーパラダイスに着いたとたんに「おててキレイにしてくれるお魚!」と催促するほどです。
水槽に手を入れると魚が集まってきて、コチョコチョと古い角質を食べてくれます。
痛みはなく、ちょっとくすぐったいような感じ。
日曜の混雑した日は、子どもだけでなく大人も順番を待って並んでいました。
子どもより大人の手のほうがドクターフィッシュにはモテるようです。
他にも、凶暴なイメージのピラニア、大きなピラルク、水鉄砲をとばすテッポウウオなどがいます。
テッポウウオは、水槽の上に手をかざすと水鉄砲を撃つことがあるとのこと。
なるべく手を動かさず、じっとしている方がいいっぽいです。
なかなか難しいですがぜひチャレンジしてみてください。
また上記3種は日替わりで飼育員さんのエサやり&解説タイムがあります。
私が行ったときはピラルクでした。
飼育員さんが差し入れたエサを大きな口で吸い込むようにして食べていました。
大きな音と水しぶきがあがって迫力満点です。
人数限定でエサやりを体験できることもあるそうです。ピラニアは凶暴なイメージもあってどきどきしますね。
フォレストリウムのイベントまとめ
フォレストリウムには、生き物の姿をより生き生きと観察できたり、生態についてちょっぴり詳しくなれたりするイベントがたくさんあります。
- コツメカワウソとあくしゅ
カワウソにエサを揚げて、手のひらにタッチできます。
1日2回
各回15人
1人300円 - コツメカワウソのドジョウをどうじょ
大好物のドジョウをプレゼント。
水中で器用にドジョウを捕まえる様子が観察できます。
1日2回 - カピバラ・マーラのごはん
1日2回
各回15人
1人300円 - モモイロペリカンのパックンチョタイム
大きなくちばしを開いて魚を食べるシーンが見られます。
1日1回 - ビントロングのハロウィンパーティ
ビントロングについて飼育員さんの解説が聞けます。
ハロウィンシーズンは、仮装をしているお客さん限定でエサあげに挑戦できるキャンペーン中。
1日2回 - フォレストフィッシュフィーディング
日替わりでピラニア、ピラルク、テッポウウオのいずれかに飼育員がエサをやりながら解説。
人数限定でお客さんもエサやりに挑戦できます。
*コツメカワウソは、「ふれあいラグーン」でもイベントや写真撮影を行っています。
詳しくは公式サイトのイベントスケジュールページで確認してください。
ふれあいラグーンについては、八景島シーパラダイスのふれあいラグーンでイルカに触れました!で紹介しています。
いろいろな生き物に出会えるアクアミュージアム
アクアミュージアムは、フォレストリウム以外にもたくさんの展示があります。
- イワシの群泳が美しい大水槽
- 磯の生き物を触れるタッチプール
- 飼育員さんの解説イベント「はらぺこレクチャータイム」
- セイウチ、アシカ、イルカなどのショー
・・・と、見どころも盛りだくさん。
じっくり見てまわると、ここだけでも1日十分に楽しめてしまうほどです。
さらに他の水族館でもいろいろなイベントや楽しい展示があるので、お出かけ前に「必ず見たいところ」を確認しておくのがおすすめです。
イベントの開催時間もチェックしておくとスムーズに楽しめますよ。
隅々まで楽しみたい方には、ワンデーパス2回分で1年間入場し放題の年パスがおすすめ。
詳しくは八景島シーパラダイスは年パスがおすすめ!4つの理由を読めば納得!で紹介しています。
宿泊すれば、2日間たっぷり遊べます。
泊まるならふれあいラグーンの隣にあるホテル「シーパラダイスイン」がおすすめです。
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