鴨川シーワールドといえば、シャチ!ですよね。
シャチを飼育する施設は世界的にみても少なく、日本国内では2ヶ所だけ。
鴨川シーワールドはそのうちの1つです。(もうひとつは名古屋港水族館)
というわけで、今回は鴨川シーワールドの目玉のひとつである、シャチのパフォーマンスショーについて詳しくレポートします!!
入園料、営業時間、アクセスなどの情報はこちらの記事にまとめています↓
- 濡れます。特に夏はビショ濡れ覚悟。
- シャチのパワー、繊細さが感じられます。
- 万全の準備で楽しみましょう!
もくじ
夏はビショビショ!サマースプラッシュ!!
ショーの前からひたすら「濡れるよ」アナウンス
シャチのショーが行われる「オーシャンスタジアム」横では、シャチの柄が入ったポンチョが販売されています。(300円)
そしてショーの前には、かなりしつこく「濡れます!!」というアナウンスがありました。
特にこの記事を書いている現在(2018年8月)は、サマースプラッシュというイベントを行っていて、端的に書くと高確率でビショビショに濡れます。
私はこのイベントの前情報もなく行ったので、繰り返される注意喚起も「クレームとかあるから大げさに言っているんだろうな、大変だなー」なんて聞いていました。
以下、アナウンスの内容です。(記憶を頼りにしているので、細かい部分は違います)
- 頭から水をかぶります。
- 風向きによっては、一番上のデッキ席(車椅子用のスペース)も濡れます。
- 足元を水が流れていくので、靴は脱いで膝の上において守ってください。
- 海水なのでスマホ・カメラは壊れます。
- びっくりして口をあけた状態で直撃を食らうと、溺れたようになります。
こうした内容を、言葉を変えながら何度も繰り返しアナウンスしていました。
・・・大げさだと思うでしょう?
開演から水!!
私たちは、一番上のデッキ部分で立ち見していました。
足元には7~8列ほど座席が並んでいます。
アナウンスではこの席も濡れる場合があると言われていましたが、さすがにそれはなかろう、と思っていました。
前のほうはポンチョを着ている方がほとんどでしたが、私の周囲にポンチョの方はいません。
前方の席でも、私と同じように考えたのか、服のままの方もいました。
そんな中、いよいよ開演!
夫に抱っこされてウトウトしていた娘に「始まったよ~」と声をかけたその時、大きな歓声、どよめきとともに水がぶっ飛んできました。
こういう感じ↓↓
私は幸い、前に他の人がいたので直撃は免れましたが、私たちのデッキ部分まで水が来たのです。
ウトウトしていた娘は背中に直撃を受けて、泣いて目が覚めました。よかった!
シャチさんたちは、プールのふちギリギリのところでダイナミックなジャンプをします。
身を投げ出すように着水すると、ぶわっと水しぶきと歓声が湧き上がります。
色々なバリエーションのジャンプが繰り返されるごとに、客席はずぶ濡れに・・・・
トレーナーさんとの繊細な競演!
しばらくジャンプで会場を沸かせた後は、ちょっと落ち着いた音楽とともにトレーナーさんがプールへ・・・
トレーナーさんとシャチさんの信頼、そして繊細さとパワフルさを兼ね備えたシャチさんの美しさを存分に見せ付けてくれました。
私の微妙な写真では全然伝わらないとは思いますが・・・・すごいんですよ!
技のレパートリーもかなりあるようです。近くにいたお客さんによると、日によって技も違うとのことでした。
シャチさんたちは技を終わらせると、トレーナーさんのところに泳いでいきます。
するとトレーナーさんはシャチさんの鼻先を思いっきりナデナデ・・・・そして大きなシャチさんの口元をぎゅーっとハグ!
その様子がとーっても愛らしいんです。
大きくて、「海の殺し屋」「殺し屋クジラ」なんて呼ばれるシャチですが、細かな指示を理解したり、トレーナーさんに優しく接したりと、賢く優しい一面もあるんですね~
ご褒美が両手わしづかみの魚の束なあたり、海の殺し屋の片鱗が見えるけど。
いよいよサマースプラッシュ!!
と、ほほえましく楽しんでいたところに、アナウンス。
「さぁ!それではサマースプラッシュの開始です!!」
客席はざわつきます。え、今からなの?さっきのは違うの?
そう。さっきのジャンプは序章でした。
あれ以上のなにが起きるというのですか・・・・
写真だと、シャワーっぽいというか、水しぶきって感じに見えますが、直撃は「バケツの水をぶっかけられる」という感じ。
飛んでくる水の量がすさまじいです。
水の塊が飛んできます!
こんなパターンも↓↓
横向きシャチさんの横腹にトレーナーさんが乗って、プールのふちを進んで・・・
トレーナーさんの合図で、シャチさんが尾びれで力いっぱい水を飛ばします。
ジャンプも交えつつ、客席に満遍なく海水をまいていくシャチさん&トレーナーさん。
幸い、今回は私たちのところまでは届きませんでしたが、座席の前半分は確実にビッショリでした。
上のほうの席も、海からの風が強いとかなり濡れると思います。
そして・・・
最後には、プールの上にあるボール目指して大ジャンプ!!
さらにトレーナーさんとの大迫力のコンビネーション技!!
海水を頭から浴びてもHOTなショーは大きな拍手とともに終演しました。
大ジャンプ&コンビネーション技は、私の撮影技術では表現できませんでしたので、ぜひ会場でご覧いただきたいです・・・
ショーの迫力についても、私はとても伝え切れなかったので、公式サイトのサマースプラッシュ特設ページもご覧ください・・・
シャチパフォーマンスを楽しむポイント
場所取りは早めに
シャチパフォーマンスに限りませんが、夏休み中はかなり混みます。
希望の席を確保するには、かなり早くから席に着く必要があるでしょう。
私たちは開演の15分ほど前に入りましたが、すでに座席に空きはなく、立ち見も1列目は埋まっていました。
濡れない可能性が高いのは最上段
会場であるオーシャンスタジアムは、海のすぐそこ。
写真を見ていただくと分かるように、海からの風がプールから客席に向かって吹くかたちです。
そのため、風が強い場合などは水がより遠くまで飛ぶことになります。
座席の後列に行くほど濡れる可能性は低くなりますが、ゼロとは言い切れないわけです。
絶対に濡れたくないなら、最上段で立ち見が一番かな、と思います。
立ち見エリアでも、ウッドデッキ風のところは濡れる可能性が高いです。
銀色の手すりのところが安全度が高いですよ。
濡れて楽しむなら、着替えやタオルなど準備を
濡れたくない!という方もいますが、あえて海水を浴びに行くのもまた楽しみ方のひとつ。
前方の席のほうがシャチさんのダイナミックさもより強く感じられますよね。
前のほうで観覧するなら、しっかり準備をしていきましょう!
覚えていただきたいポイントは、ポンチョでは防ぎきれない、ということです。
私の見た限りでは、ポンチョを着ていても襟元から水が入った!とか、フードが吹っ飛んで頭から水をかぶった!という方が多くいました。
また、足元まではカバーしきれず足元がビショビショになるパターンも。
ポンチョは後方の席で、ちょっと水しぶきが飛んできたケースなどはOKですが、前方の席では意味がないかもしれません。
また、服だけでなく、靴や荷物の防御も必要です。
最強スタイルとしては、
- 水着または濡れる前提の服装で
- 足元は裸足、サンダル
- 着替えやタオルを用意し
- 荷物をビニール袋に入れる。
- 女性はメイク直しが必要かも。
という感じを提案します。
実際、園内では水着の子供を何人か見かけました。
「え?なんで水着?」なんて思っていましたが、シャチさんと一緒に楽しむためだったのだと、今なら分かります。
暑い日なら着替えなくても、しばらく外にいれば乾くかもしれませんね。
前方で楽しみたいけど濡れたくない場合は
絶対に濡れたくない場合には、
- フードを顔周りで絞れる雨具を持参し
- パンツタイプ×長靴レベルで足元までカバー
- タオルも用意して
- 荷物はビニール袋などで防御。
- 顔まで守るなら、透明なサンバイザーみたいなものがあるといい
・・・・かもしれません。
ショーが終わっても気を抜かないで
ショーが終わり、お客さんがぞろぞろと会場を後にします。
「いやぁすごかったね!!」なんて言いながら、プール前を歩いていたとき・・・
ばしゃん!!
すぐそばで、シャチさんがジャンプ!
私の背中は全面濡れました。
あれが、トレーナーさんによるサプライズだったのか、シャチさんのいたずら心だったのかは分かりません。
言えることはひとつ。
オーシャンスタジアムを出るまでがシャチパフォーマンスです。
冬でも濡れるらしいです
夏のサマースプラッシュは8月31日までです。
しかし口コミを色々と見てみると、それ以外の時期でも濡れます。
サマースプラッシュほど故意に水をかけないとしても、やはりジャンプの水しぶきなどは飛んでしまいますね。
冬でも、ある程度覚悟しておくのがよさそうです。
シャチの魅力を感じに行こう!
私は今回のショーで、すっかりシャチさんにハマってしまいました。
また行きたい!今度は水着持ってく!と思っています。
東京や神奈川からでも、意外と近いですし、この夏ぜひ、シャチさんに会いに行っていただきたいです!
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