ハロウィンのコスチュームとして、結ぶだけで簡単にできるのにかわいいチュールスカートを作りました。
本当に簡単なうえ、ふわふわのスカートに娘が大喜びしてくれたので作り方を詳しくまとめます。
今回はハロウィンということで魔女っぽく黒をベースにしていますが、たとえばブルーと白でシンデレラっぽくしたり、グリーンでティンカーベル風にしたり…いろいろな組み合わせで楽しめると思います。
長めのスカート丈にすればプリンセスっぽくなりますね。
ひらひらフワフワのスカート…女の子は喜んでくれるんじゃないでしょうか。
ハロウィンのコスプレ、お誕生日などちょっと特別なドレスに、ごっこ遊びにと、幅広く楽しめますよ。
材料費・制作時間がそれほど掛からないのも魅力的です。
材料の選び方・詳しい作り方をまとめているので参考にしていただけたら嬉しいです。
もくじ
縫わずに作れるチュールスカート
今回はハロウィンの魔女をイメージして、黒をベースにオレンジ・薄紫・スパンコール付きをミックスして作りました。
ウエストは約60cm、スカート丈は37cmくらいです。
スカートのすそはラフに、あえてそろえずに作っています。
簡単チュールスカートの材料
チュールスカートの材料
- チュールリボン
幅15cmくらい、長さは必要に応じて - ゴム
ウエスト分(60cmくらい)
針と糸(布用ボンドでもOK)も使います。
チュールは、幅15cmくらいでロール状になっている「チュールリボン(チュールロール)」を使います。
チュールリボンがない場合は、普通のチュール生地を細くカットして使ってもいいですが、チュールリボンを使うと断然ラク!
私はダイソーとAmazonで買いました。
ゴムはダイソーの平ゴム(黒)を使っています。
太さはお好みで。
ゴムの代わりに太めのリボンを使ってもかわいいです。
リボンの場合は、ウエストに巻きつけてリボンを結んで使います。
チュールの長さについて
使うチュールの量は、スカートの丈とウエストサイズ、ボリュームで決まります。
今回私は、スカート丈37cmほどで、軽くフワッとする程度のボリュームで作りました。
ウエスト60cm、丈40cmのスカートで使った量:合計48.8m
1本約80cmにカットしたチュールを61本使いました。
- 黒(37本) 29.6m
- 黒ラメつき(6本) 4.8m
- オレンジ(12本) 9.6m
- 薄紫(6本) 4.8m
チュールが少ないと隙間ができてしまいますし、チュール生地の硬さや幅によってもボリュームは変わってきます。
画像からサイズ感やボリュームなど参考にしてみてください。
Amazonのチュールロールについて
Amazonでは「チュールロール」で検索すると、ロール状のチュール生地がいろいろ出てきます。
私が買ったのは、10色セットで719円(プライム会員なら送料無料)のものです。
1ロールあたり71.9円。
10色それぞれ、幅約15cm(6インチ)・長さ約22.5m(25ヤード)です。
私は黒をメインに、オレンジとライトパープルも使いました。
1色しか使わない場合は微妙かもしれませんが、複数色使う予定があれば断然お得ですね。
なお、ライトパープルは紫より青よりのカラーでした。
ダイソーのものより柔らかくしなやかですが、ボリュームも十分出ます。
ダイソーのチュールリボン
ダイソーでも、15cm幅でロール状のチュールを売っていました。
無地のものとスパンコール付きのものがあって、それぞれカラーバリエーションもあります。
- 無地(5m)
黒、白、青、水色、ピンク、赤など - スパンコールつき(2m)
黒、白、水色、ピンクなど
今回私が使ったのは、黒2本・ラメつき黒3本です。
Amazonのものより、少し硬くてハリがあります。
スパンコールつきのほうが、よりハリのある印象。
でもパリッとしすぎないので、ふんわりチュールスカートにぴったりでした。
カラバリなら楽天
ほしいカラーがない場合は、楽天のショップがおすすめ。
1ロール590円なのでAmazonに比べると割高ですが、カラーバリエーションが豊かです。
ただ、黒など人気カラーは売り切れていることが多いのでこまめにチェックしてみてください。
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縫わない簡単チュールスカートの作り方
チュールスカートの作り方は、以下のような流れです。
- ゴムを必要な長さに切って、輪にする
- チュールを切る
- ゴムにチュールを結ぶ
チュールをゴムに結ぶだけなので簡単!
ゴムを切って輪にする
まず、ウエスト部分のゴムを用意します。
ゴムの長さは手持ちのスカートなどに合わせて、1cmほどのりしろをプラスしてください。
のりしろ部分を重ねて、糸で縫いとめて輪にします。
縫い方は並縫いでOKです。強度が心配な場合は、往復して縫うと安心。
縫うのが面倒な場合は、布用のボンド(「裁ほう上手」など)を使っても大丈夫だと思います。
引っ張ってみて、千切れないか確認しましょう。
チュールを切る
チュールの長さは「作りたいスカート丈×2+5cm」くらいが目安です。
今回は80cmでカットして、出来上がりのスカート丈は37cmくらい。
全部で61本使いました。
必要な本数はウエストサイズやボリュームによって変わります。
目安は50~60本程度でしょうか。
最初に半分くらいを切り出して、作りながら色味やバランスを見て足していくといいかなと思います。
チュール生地を結んでいく
ウエスト部分のゴムに、チュール生地を結び付けていきます。
- チュールを半分に折る
- チュールの上にゴムを置く
- 折った「輪」の部分にチュールのはしを通す
- はしを引いて結び目を締める
チュールを結ぶときは、クシャクシャーっとラフな感じで大丈夫。
適当に結ぶだけで、ふんわりします。
結び目を寄せていって、隙間がなくなれば完成!
ゴムを手で少し伸ばして、はいた時に隙間ができないか確認してください。
ボリュームを出したい場合は、さらに結んでいきましょう。
着用時はレギンスかタイツを合わせるのがおすすめ
今回私が使ったチュール生地は、どれもある程度ハリがあって、切り口がチクチクします。
また、60本程度だと透け感があって、素足で履くのはおすすめできません。
娘は下にレギンスをはきました。
素足っぽく見せたい場合は、2分丈くらいのレギンスやキュロット、薄手のスカート、ペチコートの上に重ねるのがいいかも。
ただ、タイツなど素材によってはチュールが引っかかってしまうこともあるので要注意です。
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こちらは、1本590円と安くて送料無料でおすすめです。
オリジナルのかわいいスカートで楽しもう♡
たっぷりのふんわりチュールって、それだけで乙女心をくすぐりますよね。
ハロウィンなどイベントに取り入れれば気分が盛り上がること間違いなしです。
娘も気に入って、帽子やステッキを合わせて魔女になりきって楽しんでくれました。
ハロウィンイベントにこのコスチュームで出かけたら、周りからの評判もよかったです。
本当に簡単なのに、ボリューム感などで見栄えがいいのも嬉しいですね。
結び方さえ覚えれば小さな子も一緒に作れると思います。
ぜひオリジナルの1枚を作ってみてください。