あなたは日ごろ、「今ゾンビに襲われたら・・・」なんて考えますか?
先日、同期ブロガーのかないさん(@barley_teas )がこんなお話を・・・
先日髪を切りに行ったとき美容師の方から
「寝ているときにもしゾンビに襲われたらどうするか…っていうシュミレーションって結構やりません?」って訊かれたんだけど…
すまん!やったことないわ!
— かない@ムッツリーニ巨乳紳士 (@barley_teas) 2018年9月13日
フォロワーさんの反応を見るに、あまり「ゾンビに襲われる」シミュレーションをする方はいない様子でした。
しかし、私はします。
・・・確かに、「寝ているときシチュ」はイマイチかなぁ、とは思いますけど。
最近ハマっているのは、「電車を降りたら感染駅だった」です。
そんな話をしていたら、かないさんから「ブログに書いてみては」という反応をいただいたので、この記事を書いているしだいです。
ゾンビは突然に。
ゾンビ映画など見ていると、ある日突然に日常が崩れていくさまが見てとれます。
普通に暮らしている、いつもと変わらない生活の中で不意にゾンビに襲われるわけです。
そんな様子を見ていると、「もし自分だったら・・・」と考えてしまいませんか?
私はその想像を、たびたび行っています。
たとえば、そう。今ハマっている「電車を降りたら感染駅だった」というシチュエーション。
降りる駅や時間帯などでも内容が変わるので、その時々で想定を繰り返しています。
名づけて、「ゾンビサバイブシミュレーション」。
- ドアの外で待っている人がすでにゾンビ化していたら・・・
→強行突破(ドア周辺以外にゾンビは?駅の外の様子は?)
→車内に退避(他の乗客との協力は?電車は発車する?)
- 今、自分が持っているもので武器になりそうなものは?
→ボールペン(リーチ短い・・・)
→ショルダーバッグぶんまわす(いけるか・・・?)
→娘の水筒ぶんまわす(効きそう)
- 目的地は?
→最寄の警察署、公共施設(人が多いところは危険度も高い・・・)
→自宅(無事に行きつけるか?)
→夫と合流を図る(連絡は取れる?)
・・・といった具合に、どうすべきか、何ができるかを考えていきます。
駅にあるもので使えそうなものは?まず何を確認すべき?どこが安全そう?などを観察しながら駅を利用しています。
最優先は、娘の安全。
一緒にいるときは、娘の足でなるべくスピードを落とさず逃げられるルート、娘の手を引き(抱き上げ)ながら持ち運べる物資の選定が重要だと考えます。
私一人の時には、娘のもとへ安全性が高く、なるべく早くたどり着けるルートを考え、合流後の行動指針も絞り込んでいきます。
なるべく早い段階で夫の状況確認、合流も考え、かつ食料や水、安全度の高い避難場所なども想定したいですね。
ちなみに、設定するゾンビの種類によっても選択は変わります。
- 知能・運動能力が低い「バイオハザード」のt-ウィルスゾンビ
- 移動速度が速く攻撃性の高い「バイオハザード」のクリムゾンヘッド
- 知能・運動機能ともに低く、においでのカモフラージュも可能な「ウォーキングデッド」のウォーカー
- ある程度の人格や知能が残る「デイオブザデッド」のゾンビ
などなど、一口にゾンビといってもその能力は様々なわけです。
まぁ設定を決めていても、ゾンビを見て「これはt-ウィルスだな」とは分からないので、特性を把握するところからスタートですね。
また、感染方法も「噛まれるとうつる」がベタですが、接触あるいは空気感染する可能性もあります。
電車を降りてすぐ、「あぁこの駅でt-ウィルスが撒かれていたらもう気化して感染してるわ」とGAMEOVERになる日も。
しかし日々想定を繰り返し、「これ使えるかも」「エレベーターはダメか」などと考えておくことで、万が一の日に冷静な対処ができる、と考えています。
・・・と言いつつ、さっさとゾンビ化した方が気が楽。と思う日もあります。
ゾンビだけじゃない、事故災害もある日突然に。
ここまで読んでバカらしいとか、想定が甘すぎ!とか色々あるかもしれませんが、「万が一」のシミュレーションはゾンビに限りません。
- 大地震
- 火事
- テロなどの事件
- 急な病気で倒れる
私たちの生活にはたくさんの「万が一」が隠れています。
それがいつ我が身に降りかかるかは、誰にも分からないのです。
もちろん頭では分かっていることですが、普段からそれを意識している方は少ないのでは?
ゲーム感覚で「もしも今・・・」とイメージするだけでも、今の備えに足りないもの、確認しておきたいことが見えてくるでしょう。
色々な場所・シチュエーションでシミュレーションしておくこと、自分に不利な設定をしてどんどん追い込んでみるのも大切です。
子連れはさらに危険度UP
私は、親になるまでは「なんとなく」で生きてきました。
大地震があったら生き残れる気がしないから、防災グッズも用意していませんでした。
妄想癖はあったので「今ゾンビが・・・」とか考えていましたが、実際のときに活かすような気持ちはなかったのです。
しかし子どもを持ってからは、「死」や「危険」に対してずっと恐くなりました。
母は強しと言いますが、今まで平気でいた日常が恐ろしいことだらけです。
- 歩きタバコの火、煙
- 狭い路地をスピード出して走る自転車
- 何かわめいている酔っ払いさん
- ホームのすみっこを歩くこと
- 急な階段
- 公園や川原に落ちているガラス片
- 「今」起きるかもしれないアクシデント
どれもありふれています。
しかし娘は、大人と違って突拍子もない行動をする幼児です。
体も大人よりずっと弱くもろいものです。
ちょっとの気の緩みが、大怪我や、それ以上のことにつながるかもしれません。
そう。ありふれた光景でも子連れにとっては「もしも」の危険でいっぱいです。
そうした危険をいち早く察知し、備えたり避けたりすることはとっても大事ですよね。
ママパパにはぜひサバイブシュミレーションを応用して、安全安心ライフを充実させていただきたいな、と思います。
じっくり考える時間がないときは、「今地震がきたらまず何をする?」などの一問一答だけでもOKです。
重大なトラブルは気持ち的にしんどい場合は、「出先でオムツが切れた、どうする?」など身近な問題から試してみてください。