品川プリンスホテルの中にある屋内型水族館「マクセル アクアパーク品川」に4歳娘と行ってきました。
屋内型ではありますが、トンネル型水槽やイルカショー、アシカのパフォーマンスなど本格的な水族館を楽しめます。
他の水族館にはないようなプロジェクションマッピングの演出やアトラクションもあり、小さな子から大人まで楽しめる施設でした。
ここでは、子連れ向けの施設情報をメインにアクアパーク品川のレポートをしています。
おすすめポイント
- 天候・気候に左右されない
- 周りにお出かけスポットがいろいろあるので、子どもの機嫌などに合わせて臨機応変にスケジュールを変えやすい
- 最新技術との融合で他にはない演出で飽きない
- イルカショーのクオリティが高い(ショーの回数も多い)
- 魚類、海獣類、陸の哺乳類、爬虫類といろいろな生き物に出会える
赤ちゃんや幼児連れでお出かけするママパパの参考になれば嬉しいです。
もくじ
マクセル アクアパーク品川の営業情報
アクセス・駐車場
- 新幹線・JR線・京急線の品川駅(高輪口)徒歩約2分。
駐車場
品川プリンスホテルの駐車場が利用できます。
- 駐車料金:30分ごとに500円
1時間で1,000円の駐車料金なのでちょっと高いですよね・・・。
でも、
- アクアパークの入場料金
- 水族館内にあるコーラルカフェバーなどでの飲食
- アクアパークのお土産
- 品川プリンスホテルのレストラン、映画館など
で5,000円以上の利用があれば、3時間まで無料になります。
我が家の場合、入場料(約4,000円)+館内の飲食(約1,500円)で5,000円クリアしました。
結局4時間ほど滞在しましたが、駐車料金は1,000円。
もっと長く駐車する場合は、近隣のコインパーキングなどを利用するのもいいでしょう。
入場料
おとな(高校生以上) | 小中学生 | 4歳以上 |
2,200円 | 1,200円 | 700円 |
*品川・高輪エリアのプリンスホテルの宿泊客は割引があります。
また、
- ホテルレストランのレシート
- 映画館の半券
- ボウリングスコアシート
を提示すると、割引があります。
反対に、アクアパーク品川の入場券を提示すると受けられる割引もありますよ。
詳しくは公式サイトの入場料金ページをチェックしてください。
営業時間
2019年2月1日(金)~2019年3月31日(日)/10:00~22:00
*2月の金・土は23:00まで
*入場は閉館の1時間前まで
子連れ向け情報(授乳室、オムツ換え、ベビーカーなど)
授乳室
イルカショーを行う「ザ・スタジアム」に授乳室があります。
1階からエスカレーターで上がって、左手に進んでいったところです。
我が家はもう使用しないので中は見られませんでしたが、
- 授乳スペース
- オムツ換え台
- 調乳用のお湯
があるとのこと。
水族館から1回出てしまいますが、品川プリンスホテルのアネックスタワー1階にも「ベビー休憩室」があります。
こちらにも、同様の設備があります。
オムツ換え
授乳室にオムツ換え台があるほか、「ザ・スタジアム」のトイレにもオムツ換え台が設置されていました。
女子トイレ、多目的トイレ、男子トイレ、それぞれに1台ずつあります。
ベビーカー
ベビーカーのレンタルはありませんが、私物のベビーカーで入場可能です。
アクアパークにはスロープやエレベーターがあるので、ベビーカーでの移動も大丈夫。
ただ、スロープやエレベーターの位置の都合で
- 順路を逆走する
- 来た道を戻る
必要があり、時間や移動距離的にムダができてしまいます。
また、狭い通路が多く、照明が暗い場所もあります。
土日など混雑時にはベビーカーでの移動は困難かもしれません。
ベビーカー置き場があるので、ベビーカーを置いて抱っこ紐での入館がおすすめです。
(館内、イルカのショースタジアムにもベビーカー置き場があります)
食事
アクアパーク品川の中にはレストランがありませんが、
- 1階の「コーラルカフェバー」
- 2階「ザ・スタジアム」にある売店
で飲み物や軽食を販売しています。
ポップコーンなど子どもが喜びそう&食べやすいメニューもあります。
ショーの場所取りがてら少し早めに着席して、おやつ&休憩タイムにするのがおすすめです。
しっかりお食事という内容ではないので、食事はプリンスホテルなど別の場所で考えることに。この点は要注意ですね。
コインロッカー
子連れのお出かけは、ミルクや離乳食、オムツ、着替えなど荷物が多いですよね。
アクアパーク品川は屋内施設なので、冬だと防寒具が邪魔になることも。
そんな時、コインロッカーがあれば身軽になれて嬉しいですよね。
アクアパーク1階、エントランスのエスカレーター裏にコインロッカーがあります。
- 小型:300円
- 大型:500円
水族館展示
他にはない、最新&スタイリッシュ展示
エントランスからデジタル×水族館で、他にはない雰囲気。
最初の展示スペース「マジカルグラウンド」では、水槽にタッチパネルが付いています。
触って動かして、水槽内の生き物について解説を見たり、ミニゲーム(?)を楽しんだりできるんです。
子どもも大人も夢中で楽しんでいました。
他にも、クラゲの「ジェリーフィッシュランブル」では照明が次々と変わっていったり
魚たちが泳ぐ「リトルパラダイス」では壁にプロジェクター投影があったり。
他の水族館では見られない演出・展示方法があり新鮮です。
定番の生き物をおさえている
商業ビルなどに入っている屋内タイプの水族館は、どうしても水槽の大きさや床面積の都合上、展示できる生き物に制限がありますよね。
そのため、独立タイプの水族館と比べると物足りなさを感じることも。
でもアクアパーク品川では、屋内型水族館としては十分なほどいろいろな生き物が見られます。
展示している生き物(一部)
- マダラトビエイ
- ペンギン
- アシカ
- アザラシ
- ウミガメ
- チンアナゴ
- ニシキアナゴ
- カクレクマノミ
- クラゲ
- ピラルク
- ピラニア
- カピバラ
- コツメカワウソ
大型魚から小魚まで、子どもが「水族館」といってイメージする生き物は一通り揃っていますね。
また、カピバラらコツメカワウソといった最近人気の哺乳類、熱帯の爬虫類まで観察できます。
中でも「ワンダーチューブ」(トンネル水槽)には、
- 世界で唯一のドワーフソーフィッシュ(ノコギリエイ)
- 東日本唯一のナンヨウマンタ
が優雅に泳いでいて、見ごたえ十分です。
子供連れだと暑さや寒さ、天候など心配がありますから、屋内でこれだけ充実した展示が楽しめるのはありがたいと思います。
ミニパフォーマンス
2階にある「フレンドリースクエア」では、アシカやオットセイのパフォーマンスが見られます。
今回、悪天候のためフレンドリースクエアが封鎖されていたのですが、代わりにワンダーチューブまでアシカがお散歩に来て、いくつか芸を披露してくれました。
かなり近くで見られたので、これはこれでラッキーだったと思います。
フレンドリースクエアも規模からして、動物を間近に見られるのではないかな?と思います。
スタジアム(イルカショー)
円形のプールを囲んで360度ぐるりと座席が配置されたショースタジアム。
完全屋内型でこの規模のスタジアムがあるとは、びっくりですね。
ここではイルカやクジラのショーが楽しめます。
ウォーターカーテンやスモークなどの演出と組み合わせたスタイリッシュな内容で、赤ちゃんから大人までおすすめです。
プールと座席の距離が近いので、前列の席ではずぶ濡れ注意です!(108円でポンチョを売っています)
出演する生き物
- バンドウイルカ
- カマイルカ
- オキゴンドウ
出演頭数が多いので、全員でのジャンプは迫力満点!
また、種類ごとの特徴を活かした技編成で、それぞれの魅力が感じられました。
円形スタジアムということでどの席からでも楽しめる構成もよかったです。
アナウンスでは「正面がない」という表現をしていますし実際にどの席でもよく見えますが、予備プールやトレーナーさんの立ち位置などを考えると、柱の「F」「G」あたりが正面になるかな?
ナイトバージョンも
夕方以降のショーはナイトバージョンになります。
我が家は帰宅時間の関係で見られなかったのですが、照明やウォーターカーテンが暗闇に映えてキレイだろうな~と思っています。
いつか見てみたい!
ナイトバージョンもしっかり楽しむなら、思い切ってホテル宿泊もありかな?
アトラクション
アクアパーク品川は水族館がメインですが、海をモチーフにしたアトラクションもあります。
入場ゲートからすぐの場所にあって、非日常の海の世界にいざなってくれますよ。
利用にはアトラクションチケットが必要で、各乗り物のそばにチケット販売機があります。
クレジットカードで購入したい場合は、チケットブースのカウンターで購入可能です。
ドルフィンパーティー
馬ではなく、イルカやサメ、ラッコ、アザラシなどの海の生き物に乗る、水族館らしいメリーゴーラウンドです。
青を基調とした幻想的なライティングの中で、まるで海の中のような雰囲気を楽しめます。
- 料金:500円(5歳以下は無料)
- 年齢:1人で乗れるのは6歳以上
- 付添い:5歳以下には18歳以上の付添いが必須
5歳以下の子どもは、貝殻タイプの席に座るか、イルカなどの乗り物の場合は大人がそばで支えている必要があります。
娘は気に入ったようで2回乗りました。
一般的なメリーゴーラウンドとは雰囲気が違って面白いです。
アトラクションが一段下がった位置なので、柵に邪魔されず子どもの写真を撮りやすいのもGOODポイント。
ポート・オブ・パイレーツ
船が左右に大きく揺れるアトラクション「バイキング」。
屋内なので最高到達地点はそれほど高くないですが、光と音、水しぶきの演出が合ってなかなか迫力があります。
- 料金:500円
- 身長:120cm以上
屋内にこんな大きなアトラクションがあってびっくり!
装飾や照明が凝っていて、雰囲気たっぷりでした。
今回は娘の身長が足りず乗れませんでしたが、いつかチャレンジしてみたいです。
おすすめ時間帯は午前中か夜
私たちが行った日は、三連休初日。
しかし悪天候もあってか、午前中はそれほど混みあってはいませんでした。
お昼過ぎくらいからだんだん人が増えてきた印象です。
14:00~15:00ころはゆっくり展示を見るのは難しく、各エリアの移動に手間取る場面もありました。
また、13:00のイルカショーより、14:30のほうが混んでいて立ち見のお客さんもいました。(1、2列目は空席もありましたが濡れるので避けられていました)
休日の場合は、開園から13:00ころまでに一通り見学を済ませてしまうのがおすすめ。
あるいは夕方からなら、また空いてくるかもしれません。
家族で楽しめる都市型エンタテイメント水族館
マクセルアクアパーク品川は、小さな子から大人まで楽しめる新しい形の水族館です。
- 豊富で多角的な生き物の展示手法
- 映像投影や照明などの最新技術
- 新しいスタイルのショー
- 世界観のあったアトラクション
と、従来の水族館のイメージに留まらないエンタテイメント施設に仕上がっていると感じます。
魚を見るだけでなく、いろいろな感性が刺激されるので特に子どもにはおすすめです。
- ほぼ屋内で完結する(天候に左右されない)
- 映画館やレストラン、ショッピングなどの施設が隣接していて、臨機応変に動ける
といった点も、子連れには嬉しいポイントでしょう。
季節によって演出が変わるということで、何度でも行きたくなりますね!