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手縫いでも30分。子どもにぴったり、小さいハンカチの作り方

手縫いでも簡単に30分で縫える、子ども用の小さめガーゼハンカチの作り方
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幼稚園に行くようになると、持ち物に必ず「ハンカチ」があります。

だいたいはポケットに入れて持ち歩くように指導されると思いますが、問題はポケットのサイズ。
子供の小さな服なので自然とポケットも小さめなんですよね。

娘の園では、体操着にポケットが1つしかなく、そこにティッシュとハンカチを入れなければなりません。
市販のサイズだと大きくてパンパン。
また、大きなハンカチだと上手くたためずグシャグシャになってしまいます。

でも小さくたためるようにと薄手のものにすると、吸水力が足りずに1回手を洗っただけでビショビショになってしまうことも・・・

市販品をいろいろ探しましたが納得いくものがなく、小さめの子ども用ハンカチを手作りすることにしました。
入園して1年半以上経ちますが、いい感じに使えています。
(卒園まで無事に使えました)

ここでは、私が作ったガーゼハンカチの作り方を紹介。

小さいので手縫いでもそんなに時間がかかりません。

入園準備中のママパパの参考にしていただければ嬉しいです。

 

子どもの手にちょうどいい小さなハンカチ

サイズはポケットや娘の手のサイズから一辺15cmとしました。
小学校低学年くらいだと一辺20cmでもいいかもしれません。

布は、吸水性があって肌あたりの柔らかいダブルガーゼを選んでいます。
ガーゼならぴしっとアイロンがかかっていなくてもOKかな、というズボラな狙いが…。

ダブルガーゼは100均に売っていますが、ネットで「はぎれセット」を買うと無駄がないし、いろいろなバリエーションを楽しめるのでおすすめです。

 

ダブルガーゼハンカチの作り方

一辺が15cmのダブルガーゼハンカチの作り方です。

サイズは子どもの手やポケットのサイズで変えてください。

手縫い、ミシン、どちらでもOK。

私は手縫いで、裁断から完成まで1枚あたり30分ほどで作れました。

 

作り方のおおまかな流れ

  1. 布を濡らしてアイロンをかける
  2. 布を正方形2枚(または長方形1枚)にカットする
  3. 中表にして返し口以外を縫い合わせる
  4. ひっくり返す
  5. 返し口を縫い閉じる
  6. フチを一周ぐるりと縫う




布を濡らしてアイロンをかける(水通し)

ガーゼは洗うとちぢみます。

また、柔らかいので布目がよれてゆがんでしまいます。

それらを防ぐために、水で濡らして軽く絞り、布目をまっすぐに整えながらアイロンをかけるわけです。

これを「水通し」といいます。

が、面倒なら省略してもまぁ大丈夫です。

幼稚園児のハンカチ。多少ゆがんだりちぢんだりしても、たいした問題にはなりません。

 

布をカットする

正方形、または長方形に布をカットします。

手作りの子ども用小さなガーゼハンカチの簡単な縫い方(生地の裁断)正方形は2枚、長方形なら1枚カット
  • 正方形:できあがりサイズ(15cm)に縫い代(1cmずつ計2cm)を足して17cmを2枚
  • 長方形:できあがりサイズ(15cm)×2に縫い代(1cmずつ計2cm)を足して32cm×17cmのサイズで1枚

長方形のほうが縫うところが少ないので、少しだけ時間短縮になります。




中表で縫い合わせる

中表(表側を向かい合わせ)にして、布のすみから1cmのところで縫い合わせます。

手縫いの子ども用ガーゼハンカチの作り方(中表で縫い合わせる)返し口を残すのを忘れずに

長方形の場合は、真ん中で二つ折りにして三辺を縫えばOK。

あとでひっくり返して表側を外にするための返し口を5cmくらい残しておきます。

 

手縫いの場合

私は、一番簡単な並縫い(細かめに縫ったのでぐし縫いかも)にしました。

1年以上使っていますが、今のところほつれることもなく使えています。

最終的に2回縫うので、並縫いでもしっかり丈夫なつくりになります。

時間もかからないので並縫いがおすすめ!

しかしもっと丈夫に作りたい場合は、半返し縫いか本返し縫いにすると強度が増します。

丈夫さは、並縫い<半返し縫い<本返し縫い です。

 

ひっくり返す

開けてある返し口からひっくり返しますが、その前に2つしておくことがあります。

  • 四隅を三角形に切り落とす。
手作りの小さな子ども用ガーゼハンカチの作り方(四隅を切り落とす)

こうすると、裏返したときにゴロゴロせずきれいに仕上がります。

 

  • 縫い代部分を折り返してアイロンで折り目をつける。(「縫いしろを割る」?)

返し口を縫い合わせるときにやりやすくなります。

この2つをしたら、返し口からひっくり返して表を外側にします。

四隅には内側から細い棒を当てて、角を押し出すようにすると簡単です。




返し口を縫い合わせる

「コの字とじ」で返し口を縫い合わせます。

 

フチを一周ぐるりと縫う

アイロンをかけて布を落ち着かせたら、すみから2~5mmくらいのところをぐるりと並縫いします。

目立たない色の糸を使ってもいいし、あえて目立つ糸にしてもOKです。

 

完成

手縫いの子ども用ガーゼハンカチ(完成)

洗いがえに3~5枚用意しておくと幼稚園が始まってから楽です。

狙い通り、洗濯して干すときにシワを伸ばしておけばアイロンをしなくても、まぁ大丈夫かなという感じ。

 

手縫いで簡単、子どもにぴったりのハンカチを

まっすぐ縫うだけなので、ミシンがあればあっという間に作れます。

手縫いでも並縫いなら30分ほどで完成です。

子どもの手やポケットのサイズに合わせて大きさや素材を変えられるので、ぴったりの1枚が作れます。

手作りのハンカチだと、ちゃんと手を拭いてくれたり、大事に使ってくれたりといった効果も期待できるかも!

ぜひ作ってみてくださいね。